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​縁(よすが)

ありのままの想いをそっと紡ぎ出して

聴かせて 君だけの音

あの笑顔で

 

過ぎ去って行く風の音色

あと何度撫でれば夢かなう?

そっと呟いた君 するり、涙つたえど

 

素直になることが下手な

その哀しみは計り知れずに

だから唇噛み締め、今も戦っているんだね

「強く在りたい」と

 

まるで

恋のようにたゆたう毎日を

誰もが綺麗に生きられずに

輪郭をなぞりながら

もがいて、歪に叫んでるなら

数えきれない想いは夜に溶かしてしまおう

見栄も強がりも 放り投げて

心を裸にしたなら

ねえ 君はいま 誰に会いたい?

高層ビル 乾いた風

すれ違う人 響く靴音

霞んだ夜の空も、今はどれも哀しいかい

 

君はいつの間にか

弱さ隠すことが上手くなったけど

本当は 誰より優しい

素直になることが下手で、

不器用さに軋む声は もう 

ここに置いてしまえばいい

 

震えるその肩 そっと抱きしめたら

少しだけ、自分を赦してみようよ

そう それはダメなことじゃないから

本当だよ 信じてみて

数えきれない想いは夜に溶かしてしまおう

ゼロになる君 ほら

見渡したら、ゆらゆら揺れる灯り

ねえ 君はいま 誰に会いたい?

誰かに頼ることは自分を認めることだろう

優しい風は吹くさ 

この先何度も 何度でも

ありのままの想いをそっと紡ぎ出して 

どんなメロディーでも構わないさ

そう 君が君であるため

優しく自分に問いかけてよ

数えきれない想いは夜に溶かしてしまおう

見栄も強がりも 放り投げて

心を裸にしたなら

 

ねえ 君はいま 誰に会いたい?