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​たとえば

 

こんな夜気が冷えてる日は

オリオン座がやけに綺麗です

肩の下がる帰り道に

なかなかの景色だなあ、なんて

 

そこのコンビニで缶ビールを買って

ぐびっ、といってしまうにしては

少し そう少し、寒すぎたみたいで

なんともな現実です

 

たとえば

この星降る夜がグルッと回って、

僕だけのプラネタリウムに

"そんな馬鹿みたいなことを…"

いいじゃないですか

こんなに落ち込んだときには

こんな馬鹿みたいな唄を歌っても

 

なんだかんだ理由をつけて

正当化することが増えました

少しずつ変わる時代に

寂しい、と思ったりします

 

変わることは悪いことじゃなくて

認められない自分自身が

少し そう少し、取り残されたみたいで

それが悔しくて

 

たとえば

信号待ちをする知らない人同士

ワルツを踊ったりして

"そんな阿呆みたいなことを…"

いいじゃないですか

こんなに肌寒い夜には

寄り添ってくれる人を求めても

 

理想と現実の狭間で揺れてる

きっと あなたにも当てはまるでしょう

少し口角を無理矢理あげてみたよ

あぁあ、涙が、こぼれ落ちてしまった

 

たとえば

朝目覚めたならば

理想とする僕が鏡に映ったりして

”そんな夢みたいなことを…”

そうですね

望むだけなら遠く 遠くなります

 

なんだか泣けてくるような

そんな毎日を笑い飛ばしていたいな

明日も頑張りましょうか

…いいじゃないですか、

こんなに落ち込んだときには

少し 立ち止まる夜があっても